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境内のご案内
ご来寺に関するお願いをご確認ください。

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本堂

高龍寺が現在地に移ったのは慶長15年(1610)のことで、当時の本堂は明治26年(1893)、火災により全焼した。本堂は、翌年に再建された。現在の本堂は大正2年(1913)頃に再建されたものである。

​本尊は千手観音菩薩であり、33年に一度、御開帳する秘仏である。

​平成28年(2016)には本堂への通ずる渡り廊下と太鼓橋、客殿を修理した「平成の大修理」が行われ平成29年(2017)春に竣工落慶法要を行った。

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布袋尊

本堂の傍らには、布袋尊が祀られている。

​高龍寺はせとうち七福神の第七番札所である。

ぽっくり結び観音

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  • 房飾り(大)…500円

  • 房飾り(小)…300円​

 チベット仏教にシタータパトラーパラージターと言われる仏様がいます。この仏がさす傘は仏陀を象徴化されており、 この傘の下に入ればあらゆる危害を避ける事が出来ると言われています。

 仕方のない現実に生まれたものは何時かは死にます。でもせっかく生まれてこれたのだから一日でも長生きしたいですよね。それも出来る事なら元気で長生き出来たら良いですよね。そして何時かどうしても往かねばならなくなった時は、出来るだけ痛い思いをしないように、辛い思いをしないように、それからあまり人にもお世話にならない様に往けたら良いですね。だから「お観音様、この世で私をしっかり守って、 元気で長生きさせて下さいね。そして往くときは楽に往かせて下さいね。」と言う気持ちを込めて、結び札に御自分の名前を書いて、傘にしっかり結んで、お観音様と御自身の縁を結んで下さい。

 房飾りには「結ぶ」ことから古来より、縁結びの縁起物として親しまれてきました。また房を箒に喩えて、箒で掃くが「払う」に転じた厄除けの意味があります。

贈正五位村上義弘公碑

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「贈正五位村上義弘公碑」は、大正10年(1921)に朝廷から生涯を国事に捧げたとして正五位を贈られた。
その記念として、翌年の11月に愛媛県教育会越智今治部会連合会によって碑が建立され、盛大な贈位奉告祭がとり行われた。

なお、筆跡は後に総理大臣になる鈴木貫太郎(当時、海軍呉鎮守府司令長官)の揮毫によるものである。

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大島准四国開設壱百年記念碑

「大島准四国開設壱百年記念碑」は、明治四十年(1907)の開創百年を記念して建てられたものです。

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​寺号石

寺号石は昭和6年(1931)​に建立された。

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​マニ車

現住職がラサにあるチベット仏教の本山ジョカン(大昭寺)より持ち帰った。マニ車の中には般若心経が納められていて回す事によってお経の功徳が広がります。

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かねつき堂

かねつき堂は昭和35年(1960)​に建立された。大晦日には除夜の鐘が鳴り響く。

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​日露侵忠魂碑

日露戦争時には当時亀山村からも多くの若者が出兵されました。当時の亀山村で亡くなられた戦没者を慰霊するために村民一同で建立された石碑です。

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​客殿

​檀家さんと法事の後にゆっくりとお話する応接間などがあります。

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​山門

山門は能島水軍の総帥、村上武慶が建立したと伝えられるが、建築様式が黄檗宗の影響を受けており、時代はずっと下がると思われる。

昭和35年(1960)までは、山門が鐘楼を兼ねていて、山門をくぐりながら、鐘を撞いて寺に参詣する習わしであった。

 

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えんま大王像

高龍寺の山門の横にあり、上段中央の台座の上に安置されているのが、「えんま大王像」で、閻魔大王を中心に十王像が祀られると共に右奥には亡者の衣服を剥ぎ取る奪衣婆が祀られています。

​享保6年(1721)8月、大仏師法橋宮門の作と伝わる。

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御手水
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すこやか地蔵

「1番ありがたい事はやさしくすこやかに育ってくれること」子供たちの健やかな成長を見守ってくれるお地蔵様

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庭園
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宝篋印塔

高龍寺には4基の宝篋印塔があり、右から2番目のものが南北朝期のもので、残りは室町期のものであると伝わっている。南北朝期のものは、基壇に蓮弁の飾りがあり、塔の両側に2体の石像が建っている。

これらの塔の中の1基は、神仏分離令によって、八幡の大亀八幡神社の境内からここに運ばれてきたと伝えられている。​また、村上海賊の諸将を弔ったものだと、口伝されている。

 

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​乳地蔵尊

母乳がよく出ますようにと赤ちゃんを持つ母親達が祈願したお地蔵様です。少し、胸の部分に膨らみがあります。​

​400年前に作庭された枯山水式庭園です。本堂と客殿を繋ぐ渡り廊下はまるで、来島海峡大橋のよう。​中庭は瀬戸内海。本堂側が大島、客殿側が今治に見えると評判です

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​六地蔵尊

六地蔵様は、人がどの世界に行ったとしても必ず見守ってくださるといわれ、6つの世界全てに対応するためにお墓の入り口の近くに6人並んでいらっしゃいます。

 

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ナギとアララギ

境内には「ナギ」と「アララギ」が並んで植えられています。「ナギ」は「凪」に通じ、航海の安全を祈る霊木です。また、葉がちぎれないことから、縁結びの木とも知られます。

​「アララギ」は「イチイ」ともいい、弘法大師が病に苦しむ老人に煎じて飲ませたという伝説が残っています。樹齢は数百年と見られ、高龍寺の御神木です。

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